佐賀市は2026年10月5日、市役所本庁舎1階で、自律走行型ロボット temi 3(テミ スリー) による窓口案内の実証実験を始めました。市がつけた愛称は「あんなちゃん」。来庁者が temi の顔の画面で手続きを選ぶと、temi がその窓口近くの発券機や総合案内まで自ら走って案内します。案内は8言語に対応しています。

temi は、当社(hapi-robo st)が日本で提供しているパーソナルロボットです。

導入の概要

導入先佐賀県佐賀市(佐賀市役所)
開始日2026年10月5日(実証実験)
設置場所本庁舎1階 東側入口
機種temi 3(自律走行型パーソナルロボット)
愛称あんなちゃん
役割発券機・総合案内までの道案内、館内の巡回
対応言語日本語・英語・韓国語・中国語・ベトナム語・インドネシア語・ミャンマー語・ネパール語

temi 3 が佐賀市役所で受け持つ3つの仕事

1. 画面で選ぶだけで、発券機まで連れて行く

来庁者は、temi の顔の画面で必要な手続きを選ぶだけです。temi は館内6か所の発券機と総合案内のうち、その手続きに合う場所まで、先に立って走ります。人や物をよけながら進むので、混み合う庁舎でも案内を続けられます。

2. 8つの言語で案内する

日本語のほか、英語・韓国語・中国語・ベトナム語・インドネシア語・ミャンマー語・ネパール語に対応します。佐賀市は、この8言語で「9割以上をカバーできる」としています。

3. 案内していないときは、巡回しながら市の広報

案内の合間は館内を巡回し、画面で市の広報動画を流します。待っている時間も、市のお知らせを届ける役目を果たします。

ねらいは「どこに行けばいいか分からない」をなくすこと

佐賀市は記者会見の資料で、この取り組みを「市役所で『どこに行けばいいのか分からない』。そんな来庁時の迷いを減らす」ものと説明しています。初めて市役所を訪れる人や高齢者にも使いやすいよう、操作は画面で手続きを選ぶだけにしました。

佐賀市はこれまでも「書かない窓口」やリモート窓口など、窓口の改革を進めてきました。temi はその中で「迷わずに窓口へたどり着く」部分を受け持ちます。人とロボットがそれぞれの役割を担い、より利用しやすい窓口をつくる取り組みです。

坂井英隆市長は、「操作がシンプルなので高齢者の方も安心して利用できる」と話しています(日本経済新聞)。

映像で見る

映像:佐賀新聞(2026年10月5日)

庁舎の窓口案内に temi が向いている理由

佐賀市役所の使い方には、庁舎案内に temi が向いている理由が表れています。

  • 自分で走って連れて行ける:口頭や案内図で場所を伝えるのではなく、目的の発券機まで一緒に移動します。
  • 多言語で、画面を触るだけ:言葉や機械に不慣れな来庁者でも、迷わず使えます。
  • 案内のない時間も働く:巡回と広報動画の放映で、待機中も庁舎の情報発信を担います。

temi 3 の機能や仕様は、製品ページでご覧いただけます。

よくある質問

佐賀市役所の窓口案内ロボット「あんなちゃん」は、何というロボットですか?

自律走行型パーソナルロボット「temi 3」です。「あんなちゃん」は佐賀市がつけた愛称です。

どこにいて、何をしてくれますか?

佐賀市役所の本庁舎1階、東側入口にいます。画面で手続きを選ぶと、館内6か所の発券機や総合案内のうち、合う場所まで連れて行きます。

何語に対応していますか?

日本語・英語・韓国語・中国語・ベトナム語・インドネシア語・ミャンマー語・ネパール語の8言語です。

ほかの自治体での temi

temi による庁舎案内は、ほかの自治体にも広がっています。

そのほかの導入事例は事例・ソリューションにまとめています。

出典

庁舎の窓口案内に temi を検討中の自治体の方へ
発券機・窓口までの道案内、多言語対応、待機中の広報など、庁舎の動線に合わせた使い方をご提案します。